Trang tin tức về Nhật Bản - 第2回:“口パクバレ”がスーパーセレブの分水嶺!?
  • 第2回:“口パクバレ”がスーパーセレブの分水嶺!?

    セレブだからこそ背負わねばならぬ運命がある。常にセレブをウォッチし続ける、辛酸なめ子さんがセレブ界の動向を一刀両断。連載第2回目となる今回のテーマは「口(クチ)パク」問題。どうやら辛酸さん、年末の紅白に感じ入り、海外のセレブシンガーに思いを馳せたようです。



    イラスト:辛酸なめ子




    海外セレブに届け! 紅白の生声

    年末、緊張感溢れる紅白歌合戦を観て心が洗われる思いでした。声を加工している関係上、口パクっぽく聞こえてしまう歌手もいましたが、ほとんどの出場者は生歌を披露。大御所も歌い込んだ勝負曲なので歌詞も完璧に暗記しているのが基本です。
    一方海外セレブはというと、稼げば稼ぐほど初心を忘れる傾向にあり、新人の頃は小さいライブ会場で緊張しながら生歌を披露していたのに、ビッグになってステージが遠くなるほどバレにくいからか、"歌っている率"が低まる印象です。


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     ブリトニー・スピアーズ



    観客を退場させた"口パク女王"!?――ブリトニー・スピアーズ

    最近の海外シンガーでは、ブリトニー・スピアーズの"口パク騒動"も記憶に新しいところです。オーストラリアでのコンサート中、その口パクパフォーマンスに気分を害した観客、約100人に途中で会場から出て行かれてしまい、さらにオーストラリア政府からもクレームがついたとか。ブリトニー側は「大勢の客がいっせいに席を立ったなど作り話だ」と反論したようですが、大自然に囲まれた動物王国なので、不自然で人工的なものに嫌悪感を示す国民性なのかもしれません。
    もっともブリトニーに限らず、海外アーティストのコンサートは口パクが珍しくありませんが、彼らが罪の意識もなくそのような行為に及んでいるのは、口パクを表す「リップシンク」という単語がおしゃれっぽくて軽い響きだからでしょうか......。

     マイリー・サイラス



    口パク嫌いなマイリー・サイラスはカンニングの女神!?

    ヤング系で今人気絶頂の歌手、マイリー・サイラスも結構つわものです。ステージに歌詞の出るモニターを設置してある写真がアメリカのゴシップ誌『Star』に掲載されました。それも歌詞だけでなく、「レキシントン」と、今コンサートをしている都市の名前まで表示され、それを目撃したファンは、「彼女は今自分がどこにいるか把握していないの?」と衝撃を受けたとか。
    でも、歌詞を見てちゃんと歌っているマイリーは(プリトニーと比較して)偉いような......。マイリーは、米国だけでも54か所もツアーで回るので、都市の名前を覚えきれないのもしかたないかもしれません。さいたまスーパーアリーナで、外国人アーティストに「TOKYO~!!」と叫ばれた時の切なさを思うと、正確な都市名を言ってもらえるだけありがたいです。






    人望のあるアーティストなら、歌詞を忘れた場合、客席にマイクを向けてかわりに歌ってもらう、という奥の手もあります。さらに故マイケル・ジャクソンくらいのスーパーセレブになると、同じ空間に存在しているだけでもありがたい存在で、2006年に「MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN」の仕事で来日した時は、マイケルが少し体を揺らしただけで歓声や拍手のるつぼに......。歌わなくても姿を見られたというだけで会場のテンションが上がりました。「本当に歌っているの?」と疑念を抱かれ、口元を観察されてしまうクラスのセレブには、オーラやカリスマ性が足りないということかもしれません。

    Photos:©アフロ


    • 辛酸なめ子 プロフィール
      しんさん・なめこ●1974年東京都千代田区生まれ、埼玉育ちのメディア・アクティビスト。常にセレブやアイドル、芸能人をウォッチし続け、愛情たっぷりに毒を吐く漫画家・コラムニスト。著書に、『ヨコモレ通信』(文藝春秋)、『消費セラピー』(集英社文庫)、『女子の国はいつも内戦』(河出書房新社)、『片付けられない女は卒業します』(MF文庫)など